2011年7月30日土曜日

フィドルのオーディション

フィドルを始めて10ヶ月。
東京のバンドさんのオーディションを受けてきました。

お会いしたリーダーの方はハワイアン/カントリー世代。
ペダル・スチールギター、レアもののオーベーション、シンセサイザーをたくみに操る、期待以上のバンマスでした。

このオーディションのために分数からフルサイズのフィドルに変えたせいか、音程がやや不安定になった箇所がありましたが、速い曲、バラードをいくつかギターやKBと合わせて、OKをいただきました。

安定した音程で弾くために、フィドルは、やはり一番弾きやすい3/4を使うことにしました。あとは、音量バランスを他の楽器とどうとるかです。
念のため、フィドル用マイクを準備することも考えようと思います。

8月から都心のスタジオで練習が始まります。
これから初体験ばかり。ちょっとわくわくです。

2011年7月27日水曜日

ボブ・チルコットのジャズミサ

ピアノのJちゃんが持ってきたジャズ調のミサ曲。
早速アカペラのレパートリーに入れることに。
来年1月の依頼コンサートで披露するために猛練習が始まりました。

アカペラですが、伴奏が入ります。ネットで調べると、どの楽団も豪華な伴奏入りです。ピアノ、ドラム、ベース。
人手不足の私たちでは、ピアノを入れるだけでやっとです。ピアノさんは声も大きくてよく通るので、彼女を伴奏にとられると、全体の音量ががくりと下がります。

とはいえ、静かな部分もあって、美しいハーモニーの聞かせどころが沢山。

今日はThe SirensのCDを先生が聞かせてくれ、仕上がりはこうなるのよ、と。
(なるか?)

2011年7月9日土曜日

フィドル・キャンプDVD/フィドル教則本

夏休みはキャンプの季節。
アメリカ各地の森や川辺ではフィドルキャンプが行われます。
どんなものかとDVDを購入しました。

マーク・オコーナーのフィドルキャンプDVDは60分。
タイトルは「Mark O'Connor's Fiddle Camp: Back to Basics」

驚いたことに、4-5歳の小さな子からシニアまで、幅広いフィドル初心者が集まり、その真ん中で、マークが早速弓をスライドさせてまずはブルースを教えます。みんな、彼に合わせたり、自分で弾いたり。セッション形式。
ま~、最初から高等技術を!?と驚きましたが、これが実にすんなり入っていけます。理屈はあとからで、まず弾いてみる、です。

内容:
①Cotton Pickin' Blues : 耳を鍛え、基本技術習得用
②Fisher's Hornpipe (アイリッシュ) : 様々なバリエーションの練習
③Good Night : 3/4 。スタイリッシュで美しい曲です。

マークはフレーズごとに様々なスタイルや技術を実演し、その大切さを分かりやすく教えてくれます。
本当に小~さな子供から、中高生や大人たちまでが、それぞれ体にあったフィドルを持って車座に座って熱心に聞き入っています。
う~ん、層の厚さには感心するばかりです。

基礎とはいえ、ボーイングが速くなるととてもついていけません。
これって、まだ頭の中でイメージして指を動かしているせいでしょうか。
いつか身体は自在に欲しい音を引き出せるようになる・・・
そう信じつつ練習。
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DVDとともに、子供向け初心者用のフィドル教則本「Fiddle Time Scale 1」もとり寄せました。

これもすごく分かりやすいです。
スケールの練習中心のようですが、カントリー音楽でよく使うコードです。
①メジャースケール:D、A、G、F、C、B♭
②ハーモニックマイナースケール:Dm、Am、Gm
③メロディックマイナースケール:Dm、Am、Gm

それぞれのスケールのアルペジオを様々なリズムで弾いてみる課題付きです。リズムには歌詞がついていて、リズムが覚えやすいです。ちょうど、ドラムのリズム練習の「ツトツトツトドン」みたいな感じでしょうか・・・

◆多様な練習曲:子供向けのオリジナル曲がほとんどかと思いましたが、これがどうして・・・。アメリカ民謡、フランス民謡、マーラーの第一シンフォニー、中南米民謡、 ディズニーアニメからの曲、イスラエル民謡、バッハ作品からの曲、ロック音楽・・・と多様です。
うすい冊子のような本ですが、どの練習曲も厳選されていることが分かります。

また、練習曲の中には、途中いくつかの小節が空白になっていて、アドリブを自由に入れるようにとの課題がついています。クイズや楽しいイラストのせいでしょうか、楽チンしてフィドルが弾けるようになる気がしてまいりました。
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