2012年11月4日日曜日

ん?フィドル倶楽部

またマスターからメールが来ました。
フィドル名人Mさんに、会いにいこう!と。

少し前に書いたフィドルの名人Mさん。あの時はふいに来店され、マスターからの
連絡で私も飛んでいき、セッションさせて頂いた方です。

マスターの店休日は月曜。その日こちらは仕事です。
しかし、好きなことをするためには、人間何とかするものですなぁ…
週末を仕事の準備に当てつつ、頭の中はもうフィドル一色。

この日はマスターに一本釣りされ、K市からやって来たブルグラ第一世代のMMさんもジョイント。楽器を積み込み、マスターの車で隣の街へ。

途中は、年金だけの生活になったらフィドル三昧するんだ、とかお店を何歳までやるだとかで盛り上がり、志村けんの「もしも…」シリーズのコントの真似まで出て、笑い転げ、風も地震もないのに、車体が大揺れしたのであります。
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行くとそこはカフェ。
中には小さなステージとお客さんの「置き楽器」のフィドルやバンジョー、ギター、フラットマンドリンが沢山、出窓やスミに立てかけてあります。
コーヒーを飲みに来た女の子が上手にマンドリンを奏でていて、かたや中年女子会の手芸教室みたいなテーブルもあり、みんな思い思いに楽しんでいます。

「やあやあ」
たちまちフィドルを取り出して、みんなでセッション。
途切れると
「何か知ってる曲は?」「これはどう?」
再びみんなでセッション。ひとしきり弾くと「次はなにやろうか?」
誰かが楽譜を出して「これは?」
「楽譜?読めないよ~~!」「読める人弾いてみて」
そこで誰かがたどたどしく弾くと、みんなメロディーを覚えて、再びセッション。

フィドル、マンドリン、バンジョー弾きがそろい、みんなどの楽器も弾きます。
そして、Mさんの伴奏はすごい。引き出しが無数にあって、インプロバイズにもため息がでます。

Mさんとマスターのマンドリンデュエルもエキサイティングでした。
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すっかり堪能。マスターいわく
「みんな今習っている所、やめて一緒に練習しない?
みんなでフィドル倶楽部作ろうよ!」