2008年11月16日日曜日

Law & Order Prime

Season 1の22話が3枚1組のDVDになって、2組で2100円@大宮ロフトのWaveで売られていました。

徹底してHard Boiled なDocumentary タッチです。そのリアルさ、無駄のない軽快な筋運びに、ぐいぐい引き込まれて、2日で22話、合計17時間余りを、全部見てしまいました。
パイロット版放映当時はスポンサーもしり込み、何度も打ち切られる瀬戸際を経験しながら、今年で19年目に入った、お化け長寿番組です。

字幕:日本語、英語、韓国語
これはさまざまな用語の勉強に好都合です。

Episode 1: Prescription for Death 死の処方箋
ニューヨーク。とある病院。風邪でクスリをもらいに病院に来た少女が、その日のうちに急性肺炎を起こして死亡する。ベトナム戦争で衛生兵だった父親が、病院で異常に気づき、警察に殺人だと訴える。
調査していくうちに、オースター医学博士がアルコール依存症で、投薬を誤ったことが原因であると分ってくる。検察は立証のために、聞き込みと証拠固めを進め、法廷で対決する。

見所は、色々な人に話を聞き、地道にかつ、巧みに状況の再現を図る捜索手法だ。警察と検察側の登場人物らが、強い正義感を共有しているのが、このシリアスなドラマを強く牽引していく。そしてそれぞれが、どんな小さな疑念からも目をそらさず、自分の信念に従って議論し、また理解しようと努めている。

冒頭の医療現場:
犯罪にあって怪我をしたギャングや、発作を起こした高齢者などで、ERはごった返している。被害者の少女は様態が急変したが、満員のICUに入れず、救急措置の甲斐もなく死亡する。
"Get an Ambu bag!" (酸素吸入器を!)
”Defibrillator!" (電気ショック器)
心電図がフラットになる場面では、" The last blood gases..." (反応がない・・・)

法廷の場面が楽しみです。