魔法瓶にお湯。5時を過ぎて、ロウソクに点灯。
ここは第3グループ。午後3時40分に電気が切れ、6時50分に電気が来ました。
テレビをつけ、毎日被災地の様子を見ます。
南三陸町のプレハブ役場ができ、復興へのスタート。
そして土葬される遺体。自衛隊員による瓦礫整理の中での、被災者の思い出の品々の収集と引渡し。繊細な心遣いです。
気仙沼の階上中学校の卒業式の学生さんの答辞は、こみ上げる嗚咽と涙をこらえ、この不条理への悔しさ、辛さ、悲しさを訴え、それでも「天を恨まず、助け合って生きていくことが私たちの使命」と、生きて乗り越えていく決意を述べ、胸を抉られました。
被災地の卒業式は、どれも余りある悲嘆の中、若い人たちに託された思いが卒業式会場に満ち溢れていました。
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NHKの報道には、感心するばかりです。
あまねくくまなく、被災の実像を伝えよう、という使命感にあふれています。
被災地ではまだテレビを見られない地域もあるでしょうが、日本中がNHKのおかげで、今日本に何が起き、進んでいるのかを知ることができます。
私たちがパニックに陥ることなく、現実に向き合うことを可能にしてくれる報道。そのように思えてきます。