2017年1月29日日曜日
アニメ: 元祖ディズニー(ピクサー)強し、追随する西欧アニメ
年が明け、「スニッファー」のことは忘却の彼方に。
このところなぜか、重厚なロシア映画ばかり見ています。
(さては、はまってしまったのか…?すぐ飽きるくせが災いして…)
--------------------------------------------------------------
飽きる癖:
旧作80円也のGEOビデオ。
ヒヤリングのメンテなどと意味不明な言い訳で、早寝早起きの家族のイヤミをかわし、毎夜夜更かし。
ドラマもアクションもホラーもコメディも、さすがに飽きがきて、ほぼ未経験ジャンルのアニメに。
印象に残ったのは:
・「スペースドッグ」(2010年ロシアアニメ:ソ連時代、世界初の宇宙飛行をしたライカ犬が主人公)
・「ロビンソン・クルーソー」(2016年フランス・ベルギー合作:ダニエル・デフォー原作の名作)
・「ミトン:子猫のミーシャ」(1963年ソ連:ロマン・カチャーノフ監督の人形アニメ短編)
・「ズートピア」(モーションキャプチャで動きが超リアル。リピートしたいハイレベルのエンタメ作品)
・「ジャングルブック」(本物の人間一人を除き全編CG映像で、アニメというにはリアルすぎですが、GEOの区分ではアニメに分類されていました。)
毎回何か新しいものを感じるのは、やはりディズニー・ピクサーでしょうか。常にオリジナル性を追求する執念には、特典映像を見るたびにため息がでます。
---------------------------------------------
さて、アニメ熱はだんだん適温にまで下がってきました。(見続けています)
アニメと関係ありませんが…
今月は立て続けに、アンドレイ・ズヴィギャンツェフ監督作品を見ました。
字幕があってもなくても強烈に入ってくる、重厚な絵、色彩、カメラワーク、そしてあらすじ。
解釈は観客の手に…。
見ているうちに、引き潮のような力強さで引き込まれ、想像力を掻き立てられている、そんな作品群です。
2002年まで、演技者を目指して目がでなかった貧しい彼。生活のためにCMなどを手掛けていたことから、その才能に気づいた人たちがいて、長編映画を一本、ほんの思い出作りか遊び感覚で作いいから作ろう、と持ち掛けました。そしてそれが。
処女作「父帰る」、ベネチア映画祭「金獅子賞」受賞。