2009年11月11日水曜日

ピック&ドライブ感

居間で一人分の椅子を占拠しているギターのその後です。

最近気温が下がってきたせいでしょうか、時間がたつと音が狂います。

音叉を使ったり、挟み式マイク付きチューナーを使ったりして、チューニングします。
時にはKBを使ったり、調子笛を使ったりします。
色々やってみましたが、結局、
音叉を使って、絃の共鳴を聞きながらチューニングするのが一番気に入っています。

アコギには、エレキにはないものを感じています。
ボディで響く音を聞きながらボディの中をのぞいていると、なんだか別の宇宙空間を見ているみたいです。(小さな妖精がせっせと中で働いてたりして。今にも「ハロー」と言って現れそうです。◆余談ですが、昔、父がラジオの中には小人さんがいるんだよ、と子供たちに説明して、本気にした子供の一人がラジオを分解したことがあります。)

ピックを使った奏法を覚えたいと思い、練習を始めて間もないのですが、なかなかよい音がでません。
でも、力加減でしょうか、時たま、どきりとするようないい音が鳴ることがあります。
音は出ても、きちんとしたリズムを刻むのは、難しい・・・
なんだか、とてつもなく遠い、先の見えない道程に思えます。

◆ドライブ感
「Cotton Fields」(C.C.R.)を、初めは全部8beat で弾いていました。それから、サビ部分をtwo beat feel で弾いてみると、全体のテンポは全く変わらないのに、8beatが軽快なノリのドライブ感あふれる感じなのに対して、サビ部分は非常にゆったりとした広大な風景を感じさせます。
リズム初心者には、このことが大変新鮮な発見に思われました。

バンドでの講義の中で、耳タコが出来るくらい何度も教わってきたはずのことに違いないのですが、
ギターを手にして、初めて体で感じたような気がします。

先ほど、リサイクル屋さんに行ったら、ピックを売っていました。
新品はありふれたピックで種類も2種類しかありませんでしたが、なんと、
「中古ピック」なるものがありました。
リサイクルに出されたギターについてきたものなのでしょう。磨り減ったものもありましたが、
フィンガーピックやら、変わった色や形(例えば鋸状)のピック、さまざまなメーカーのピックがあり、ためしに、磨り減っていないものを、数個買ってみました。
ドライブ感を支配するのはどのピックでしょう・・・
音は弾き方しだい・・・とか。
ピックじゃないかも