2010年9月6日月曜日

バイオリンとアコーディオン

バイオリンもアコーディオンも、音を決めるのは耳です。
どちらも、音を決める手がかりが見えないからです。

三味線や三線と違って、バイオリンはひたすら左肩と左手左腕が疲れる、これは局所身体的負担を強いる、妙な楽器です。
音の良し悪しを決めるのは、これは楽器と弓もさることながら、弾き方で微妙に違ってくるようです。
耳をすまし、ひとつずつ確認しながら進めないと、微妙な音の狂いを無視することに慣れてしまいそうです。
音はなかなか正確に出せません。本当に難しい楽器です。

アコーディオン、これはピアノと違って、鍵盤もベースボタンもまったく見えない、手探りの楽器です。おまけに蛇腹で空気を送らねば。
頼れるのは自分の耳と、手の感覚、それに蛇腹を動かす全身の感覚です。

なぜこんなに難しい楽器たちにはまったのでしょうねー…
先生について習いに行ったら(習うお金はありませんが)
もっと難しさを痛感して、途中で諦めてしまうでしょうねー。
毎晩バイオリンとアコの演奏CDを聴いてはため息をつき、こんなに弾けるようになりたい、と繰り返し憧れの気持ちが膨らんできます。
自己流と憧れだけで突っ走っているから続くのでしょう・・・たぶん。

弦の楽器と風の楽器。ずっとこれからも惹かれるのでしょう。
体と一体になれる気持ちのいい楽器です。