2009年8月28日金曜日

二度あることは三度ある?

バンド練習は練習場所の都合で再来月までお休みになりました。

長い休みなので、先週は練習後に、サイドさんはマンドリン、私はバンジョーをお借りしました。この機会に、家で色々な楽器練習を試すチャンスでもあります。

借りてきたバンジョー。3kg弱。非常~に重いです。しかもロングネック。普通のバンジョーよりも、3フレット長い・・・そうだ・・・・5年前だったなぁ~、前回借りたときに、重すぎてギブアップしたんだっけ・・・
ばかばかばかぁ~

3度目のおバカはいつでしょうか・・・

本当のアイドル、伊藤咲子さん

先週の練習では、先生が、伊藤咲子さんこそ真のアイドル、と彼女の曲「乙女のワルツ」をオファーしてくださいました。歌詞は阿久悠さん、曲は三木たかしさんです(1975年)。
覚せい剤所持容疑で逮捕されたアイドル歌手の話題が発覚後半月以上経た今も茶の間のニュースになっていますが、地に落ちるアイドル続出の昨今、
「真のアイドル」って、なんとも新鮮な響きです。
この曲のインパクトは、しばらく続きそう・・・。

あまりに素直なメロディーと歌詞。昔の学生歌集のトップを飾りそうな青春歌です。
素通りしてしまいそうな、あるいは、つい別の音とりで歌ってしまうようなフレーズ。バイオリンの間奏が合いそうな曲です。大正ロマンの香りのする曲です。

練習では、まず仲間の伴奏で歌を歌ってから、自分で伴奏をつけて歌い、インストで演奏しました。
さりげないですが、こういう多面的な練習ができるのはすごい事みたいな気がしてます。(独悦!)
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2009年8月25日火曜日

のろわれた曲「ワン」:メゾソプラノの反乱

「ワン(One)」は、有名なミュージカルChorus Lineのメイン曲です。

そして、今まで何度も取り上げてはお蔵入りを繰り返してきた、私たちのアカペラアンサンブルにとっては鬼門の曲です。
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先週の練習では、2時間めいっぱいこれをやりました。

リズム練習がメインでした。音程を入れ、早口で発音するとたちまちリズムが崩れます。先生は根気よく、色々な角度から練習方法をオファーして下さいます。
曲が速いので音程がずれ易く、ソプラノさんに檄がとびます。低音は高音に比べて聞き取りにくいので、アルトには太い大きく響く声を求められます。

複雑な旋律やリズムを要求されるメゾさんはさらに大変。

何度もくりかえしを求められて、いらだち始めたメゾさんたちから、ついに・・・


「和音はな~に?」「FメロとGメロがアウトよ!」
「自分が何の音を出してるのか、わからな~い」
「調性がなんだかつかめないわ、ここ歌いにく~い!」と。

思わぬクレームに、声楽家の先生はとまどいをかくしません。

私にはクレームがなんのことかさっぱり分かりませんでした。
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自分はいままで、自分のパートしか楽譜を読んできませんでした。自分のパートを覚えるだけで手一杯・・・そう思ってきました。これは間違いでした。
(バンド練習も同じでした。それでは曲を理解できませんよね。)

そこでメゾさんのパートを読んでみました。
他のパートの楽譜を読んで歌うのは初めてです。

曲はE♭で始まり、E メロ部分からB♭に転調。メゾさんは3連符続きのリズミカルなオカズを歌います。各パートがメロディーを交代でとりながら、Iメロで再びE♭に転調。メゾさんは3連符の早口で難しい英語の発音フレーズをぴったりそろえて歌わねばなりません。
J~Kメロがもっとハードです。早口で半音進行。この半音が曲者かもしれません。半音続きは微妙にピッチが狂いやすいです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

メゾさんが難しいと言っているところは、コード的には、シックスス、セブンス、メジャーセブンス、などテンションノートを歌っているところで、他のパートがトライアードを歌っているときに、ハーモニーの主役でない?音、あるいはスパイシーな音を、近接した半音ラインで歌っているのです。

他のパートとハモろうとすると、つられてしまうでしょう。
メゾさんはやっぱりむずかしい・・・

この曲が気持ちよく歌えるようになったら、お蔵入りした曲の大半は
「蔵出し」になること間違いない・・・でしょう。
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◆この日の先生語録: 
「皆さんは、G5でもう苦しそうですが、C6♯でも楽に出せるようにならないと、いけませんよー」
(先生、それってアルトにはおっしゃってませんよね、ね!)

2009年8月13日木曜日

わかりやすいDTM用ドラム譜

DTM系のHPで、のりのよいドラムのリフを見つけました。
メトロノームに合わせて、連続して叩き続けるのはなかなか難しいです。何度も途中でつかえてしまいます。どこか頭で数えながら叩いているせいでしょう。
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◆ついに練習用4点セットがそろいました。hi-hat(音、わろ~し。ジャンクで1500円。新しいペアが欲しい…), crash ride(バンドから借りたジルジャン), snare(ピカピカに磨き上げました。ジャンクで1000円、には見えません:音もナイスでゴキゲン!), bass drum(相変わらずテーブルの脚。でもバスドラミュート用のゴム円盤を取り付けました。音硬し。リアリティ後退。)
キックペダルのバネを調整したら、とても足になじんできました。

◆Routine:毎日の基本練習は、4分音符=80の速さ、4/4で、4分音符→8分音符→3連符→16分音符→5連符→6連符(8分音符の3連符)を10分。

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インターネットで閲覧できるレッスンムービーは、ドラムレッスンだけでも数え切れないほど検索でヒットします。
「百聞は一見にしかず」と言いますが、ビデオと違って、再生速度を変えられないので、細かい所では、なかなか正確な拍や動きをつかむのは難しいものもあります。

ドラム譜を探しているうちに、DTMサイトに当たりました。なるほど、一小節ずつ入力するわけですから、非常に分かりやすい。フレーズをコピペ・・・ですか。そのフレーズを集めて練習すれば、引き出しが増えることでしょう。

などと簡単に考えて、ふふふ、とホクソ笑んだのですが、それは甘かった…。

ひとつのリフをもう二日練習していますが、つっかえずに叩けないのです。

読んで、聞いて、見て覚えた、と思ったことは、所詮頭で理解したこと…なのですねぇ。
これはもう、体が理解するまで(するの?)、練習!練習!練習ぅう~(きっと途中でリタイア)、しかないでしょう(もっと楽な道は…)。

2009年8月11日火曜日

初体験、震度6 &小鳥の歌

突然鳥たちが騒ぎ、グラグラと部屋ごと体が強く揺さぶられ、目がさめました。
今朝5時7分。 駿河湾沖地震です。
大勢集まっての法事で帰省、行事が終わり、開放感から、みんなぐっすり寝込んでいる時でした。

強いアタック、早い減衰、短い揺れでしたが、ペットのインコたちは激しく大騒ぎ。いち早く感じとっているらしく、その後も毎回余震の来る前に騒ぎだしました。震度6弱。こんな強さ、初体験です。

◆みれば臆病なヨウムは鼻の周囲にたくさんの打撲傷。
かわいそうに。パニクって籠のあちこちでぶつけたのでしょう。

ヨウムは、世間では物真似の天才と言われていますが、このヨウムの18番は、狂った音程で歌う、「あっ、あぁっ、あぁ~~~」。
(おそらく)向こう三軒両隣の犬猫たちの顰蹙を買っている鳥です。(人間さまにも誤解されてるだろうな~)
飼い主は、発声練習を真似られるたびに、顔から火が・・・。

◆チビの小桜は、ストレスがかかると体をめちゃ動かすタイプ。籠を壊さんばかりに大暴れ、空にした水容器をくわえて振り回しています。

小桜は、ふつうは注意喚起のために鋭い高音で鳴きますが、泣き声はまったく音楽的ではありません。言葉を真似しますが、大変聞き取りにくいです。
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ニュースで被害の様子が刻々と報道され、刻々と気持ちがあせってきました。

点検のため東名高速全線閉鎖中ですって。おーまいご~!

これからの数日は帰省のユーターンラッシュです。渋滞地獄が待っている…
即刻決定。すぐさま、ペットと家族をまとめて帰途につきました。(前日にお墓参りすんでてよかった!)

大変な幹線道路渋滞の中、ナビと地図をたよりに、側道、抜け道を駆使。高速道路の不通区間を一般道で走りぬけ、沼津で高速に乗りました。ほっ。

帰りの車中は賑やかなジャングル音楽 by ゴキゲンのものまね鳥たち
お前たち、ここはアフリカか?(本人たちは知らないが、ヨウムも小桜インコもアフリカ原産)

幸い事故もなく帰宅。
つかれたー・・・耳が。

2009年8月8日土曜日

生オケで歌うのはむずかし~!

無事に納涼会の余興がすみました。
バンド練習曲の披露…

◆409(ハモってたかどうか、あ・や・し・いぃ~)
◆Sloop John B.(まぁまぁかな)
◆Surfin' U.S.A.(Then I Kissed Herを出かける直前まで練習したのに、行ってみたら突然の曲差し替え。KBのサビ部分の指使いがすっかり錆ついて…我ながら情けないなぁ…せめて今までやったBBの曲ぐらい全部暗譜して、いつでもおいで!ってなりたいなぁ~ホンマに!!!)

…で始まり、用意したムード歌謡6曲を希望されるみなさんに歌っていただきました。

生オケにあわせて歌うのはなかなか大変なようです。
イントロと本番部分の見極めがつかなかったり、テンポがくるってきたり、ピッチが狂ってきたり。
カラオケで歌いなれている人も、プロンプトしてくれるモニターがありませんから、出だしや途中のテンポがずれてくる時があります。

出だしの合図を「はい」と入れて差し上げたり、メロディーをつけて、どこを歌っているか知らせたり、リズムボックスのスイッチを切って、歌う人のテンポにひたすらあわせたり。

短時間でしたが、色々勉強になりました。

2009年8月7日金曜日

突然のエンカ演奏

今週の音楽ざんまいデー午後の部のバンド練習は:
◆My Girl:The Temptations バージョンの練習 (先生作成の耳コピ楽譜使用)
◆エンカ演奏練習

寝耳に水でした。週末にエンカ演奏のお話。バンドのメンバーさんの会社の納涼会です。
ドエンカ、チョーにがてです。エンカ(演歌)と聞いて思わずイナバウア~。(…いや、マトリックスしてたかも…)

頂いた曲目を見ると…

◆星降る街角
◆赤いハンカチ
◆新宿育ち
◆東京ナイトクラブ
◆北空港
◆銀座の恋の物語

な~んだ。エンカというよりは、ムード歌謡曲ではないですか。

古いな~…。(でもザ・バンドのメンバーだったリーボン・ヘルムさんが言ってました、「音楽は死なない」って。そう。ビーチボーイズどっぷりの今からみると、この曲目は別世界。)
…どの歌詞も白黒日本映画の世界(cf:CATV日本映画専門チャンネル)。

***エンカって?***
エンカといえば、着物着て、こぶしの利いた節回しで歌います。題材には“海・酒・涙・女・雨・北国・雪・別れ”(こういう特徴が明瞭な演歌をドエンカと呼ぶそう…)。時に人の内臓をつかむような歌エネルギーをぶつけてくる・・・

いっぽう、こちらのムード歌謡曲たちには、軽快でポップなリズムがあうし、男と女の恋の駆け引きにピッタリの洋風セッティングと雰囲気があります。(演歌って歌謡曲の一ジャンルだそうです。境界線は結構曖昧だとか)
そして古風な男らしさと女らしさを男女ともに共有できた時代への郷愁を誘う歌たちです。

え~と、なんでエンカがチョーにがてだったんだっけ?
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ステージ用衣装:
黒シャツ、白パンツ、白靴着用
(アカペラコンサート用の衣装箱点検っ)

2009年8月6日木曜日

曲の運命はアルトの手に?

昨日は音楽三昧デー。大好きなコーラス。昼の部も夜の部も、覚えることがいっぱい。ふぅ~っ…

午前の部:アカペラ練習
いつも、ブンブンとか、う~とか、ダバダバとか、ふ~とかが多いアルト。
メロディーラインを数小節頂けただけで、感涙にむせぶ…それがアルトでございます。

この日は、先生からアルトに激しい檄が何度も飛んできました。リズムパートであるために、曲のテンポのリード役ですし、アルトの歌う音程によって、みんなが自分の微妙なピッチの狂いを修正できる、というのです。なるほど、アルトの伸ばすルート音はそうした役割にピッタリです。つまり、責任も大きいのです。

でも、先生の指揮にあわせているはずなのに、みんなのリズムはズレまくり。
先生の視線はこちらに向きっぱなしです。「アルトさん、聞こえない、もっと声をちょうだい!!!」

ついに来ました、個人レッスン。
一番低いパートを歌っている私からです。声が不足しているから、と広い講堂の端と端に移動します。
「もっと声楽的な声をちょうだい」「常に観客に声を届ける、って意識して」痛い指摘は適確です。
大きな声を出すことは可能ですが、音程により不安定になります。音の切り替わり、移行の際の発声技術がまだまだなのです。なかなかハーモニーに溶け込む音質になりません。
もっとできるようになりたい!…強烈に思う瞬間の連続です。

この日のアカペラ練習曲:リズム命の曲ばかりです。
・Waltzing Cat
・One
・I Got A Rhythm
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自信を持って歌いたいものです。
暗譜して音程とリズムに自信をもって練習に臨む…
ただの1曲でもいい、とにかくやってみることにしよう

2009年8月5日水曜日

今日は音楽デー

待ちに待った水曜日です。音楽ザンマイの日だーい。やぁっほ~~~~っ!

仕事も夏休みに入ったので、なんだかこぉ、とってもお気楽。
昨日は朝から練習もせず、イラガの毛虫たちと戦いながら植木の剪定。いや~ぁ・・・午後は母とレストランに行ったし、なぁんて余裕。夏休み、永遠に続け~

午前は久方ぶりのアカペラ練習。ムーンライト・セレナーデは仕上がるでしょうか?
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夕方のバンド練習前に、スケールのおさらいをしておこう。

一昨年買っておいたボーカル・インプロビゼーションの教科書(高かった!)を
久しぶりに開くと、これまで理解がぼやけていたスケールの話が、非常にクリアに分かりやすく書いてありました。
スケールは、自分なりの覚え方をしていましたが、理解の仕方はいくつかあって、多角的に見てみてはじめてスケールの意味が見えてきた感じがしました。

キックペダルのせいで右足が貧乏性に(貧乏ゆすり)・・・。

2009年8月3日月曜日

謎のゴム製円盤

2日前、リサイクル屋さんをのぞいたら、ジャンク売り場に、えらく使い込んだらしいドラムセットが出ていました。
付属品でしょうか、黒いゴム製円盤の束が混じっていました。すべてバラ売り値段がついていました。

一体なんでしょう、これは?店員さんにも分かりませんでした。
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どの楽器もスタンドも、金属部分に錆がきていて、みすぼらしい楽器たちです。でも。手にとって、叩いてみると、スネアはなかなかいい音です。1000円。
打面の汚れは少なく、ガムテープをはがした後があります。

ゴムはミュート用に使えそうです。スネアと各500円のシンバルスタンド、スネアスタンド、それに謎のゴム円盤各100円を計2枚(スネアの大きさの円盤と、ハイハットの大きさの三角ゴム)買いました。しめて2500円プラス税。
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インターネットでゴムの正体を発見。やっぱりミュート用です。

やっぱり~・・・楽器がそろってなくてもこれを叩いて練習できそうです。
翌日、残りのゴム円盤も買ってきました。トム用3枚、キックドラム用1枚、シンバル用1枚。計500円プラス税。
見ると、新たにクラッシュとライドのシンバルが出ていました。PearlのWildシリーズです。一枚500円。どうしようかなぁ・・・
結構ひんまがっていますが、お買い得です。
でもバンドには遊んでいるジルジャンのシンバルが2枚あったはず。
借りてきて、どんな音か聞いてみたい気持ちがします。
決めました。
ここはWildシリーズには手を出さずに、ジルジャンにしよう!
次回のバンド練習が楽しみです。