20日のコンサートが目前。当日のオカリナさんのバッキングのアレンジがだいたい決まりました。
演奏曲は、
1.オリーブの首飾り
2.雨にぬれても
3.地上の星
先日オカリナさんとあわせてみました。
①は、出だしとエンディングで、なかなかそろいません。エンディングは、オカリナさんの息継ぎが大変そうです。tempo rubatoなので、しっかりブレスしてからラストの2小節をやってもらいたいものです。
②の出だしは短いイントロが合図。全体に軽いタッチで通して、エンディングもさらり、という方針です。
③の出だしはAmのジャンが合図。最初に入れる太鼓の迫力が出ません。KBのマニュアルを読み返して、スプリット設定で入れる太鼓のレベルだけ大きく出来ないかしら、とモサク中です。全体に緊張感と迫力のある曲なのですが、演奏に力が入っていると、その録音を聞いてみるといまいち。やはり力を抜いて何事もやらねば、とまたも思います。
オカリナさんは楽譜がにがてとのこと。独自のドレミをノートに書いて、それを楽譜代わりにしています。ヤマハのコンパクトなDTMマシンを駆使して、自分のソロの伴奏を作ってしまう特技の持ち主。ユニークです。
今回伴奏でコラボしてみて、分かったことがあります。
伴奏なんてその場で作ればいい、位に思っていましたがそれは間違いでした。
コードをなぞるだけではなかなかよさげな伴奏になりません。
リズムや音色の選択、弾き方のスタイルとか、選ぶことは沢山あります。
なにぶん素人です、引き出しが少ないので、これから少しずつ引き出しを作っていく必要があります。
あれこれアレンジを考える中で、同じ曲を演奏しているさまざまなアーチストの音源を聞きました。非常に参考になりますが、こちら素人。
ただいま、「もどき」演奏に挑戦中。
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◆素人独白その2:下手の横好きは続く
最近、少数民族ロマ(ジプシー)がEU諸国でパージされ、強制退去など、厳しい扱いをされているニュースを散見します。彼らもルーツミュージックの持ち主です。
ジプシー音楽はなつかしいです。昔見たロシアの人形劇に出てきジプシーネタの出し物で、人形が歌う「お金、お金、お金、どこもお金がすべてだぜ、だんな」という曲を思い出しました。人形劇に使われる音楽は生演奏で、若いスクリパチ(フィドラー)が一人、いかにもジプシーらしい曲を奏でていたのを覚えています。あの音色に深く心震えたのは、昨日のことのようです。
フィドルとギター、それにアコーディオンはジプシーたちの楽器。
あと二人自分がいたらなぁ・・・
amazonで注文したフィドルの教則本が明日届きます(楽しみだぁ~)
ロマ音楽の教則本と曲集の2冊。
ルーツ音楽の魅力いっぱい、わくわくします。