2009年12月24日木曜日

済みました~クリスマスコンサート

初めての経験です。
モニターなし、自分の楽器のアンプの後ろで演奏しました。
なんだか、音がぼやけて聞こえまして、
それはもう・・・みなさん、ずれまくりの演奏でございました。
号泣(--しませんでしたが、しそうでした)。

お客様はお年寄り。こんなもんだ、と聞いて下さったのでしょう・・・
「よかったわ~またお願いしますね~」とお声がけ頂きました。
これは優しいお心遣いに違いありません。


出だしからすべりました。
◆オープニング:
バンマスさんの合図が合図に見えませんでした・・・バンマスさんがこけてるのを見て、みんな、あ、始まったのか・・・と。(脱力…)

◆サックスの沈黙:
1曲目のイントロ。サックスさんの第一声は不発音、あせって出した第二声は「◎◎ラ」のような音。・・・続いて沈黙。さらに会場沈黙。続いて恐る恐る吹く音・・・。 ・・・・・・。・・・・・。
その後、徐々に立ち直られました。

◆バンマスさんのPAセッティング:
楽器用アンプを一番前面に出して置くように、との指示。(お客さんによく聞こえるようにですか…)
かえしのモニターなどありませんから、広い会場の中を乱反射した音を頼りにリハ。その上、本番ではお客さんが入ったせいで、音が吸収されたのか、さらにお互いの音がよく聞こえませんでした・・・(泣)。

◆PA再考:
広い会場です。アンプは30W。公民館の練習室でやるのと違って、うんとパワー不足でした。
マイクが何度もハウりました。グライコもハウリングキャンセラーもなしです。
ケーブルに足をとられました。ケーブルを見るとひねり癖がついて、のた打ち回っていました。「8の字巻き」を知っている人がいませんでした。

◆反省会:
イントロとエンディングは、やっぱりバラバラででした。
練習のときに、「ま、いいっか」できたので、特に決めていなかったからです。
バンマスさんの指示では、「阿吽の呼吸」でとのこと。
「来年は切符を売るコンサートだ」とバンマスさんは意気軒昂。
(本気なら、頑張ってくださいね、来年まであと数日ですよ。)

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ともかく終わりました。
ほっと一息です。

2009年12月19日土曜日

おニューのライブハウスで

市内に目医者さんの家族がやっておられるライブハウス・カフェができてました。ここに知り合いのバンドさんたちが次々にでているから、とPA仲間のお勧めで、見に行きました。チャージはなくて、飲み物代だけです。

カントリーバンド(結構好きなジャンルです)さんのギグでした。(出演者たちも飲み物代を払っていました。演奏場所を提供してくれるカフェらしいです。)

おや、びっくり!うちのバンドの旧メンバーさんたちが4人来てました。今は施設訪問演奏専門のボランティアバンドをやっているAさん。彼とお会いするのは本当に久しぶりです。ビール数本ですっかり仕上がっていました。
「バンドは今どうなってるの?」と聞かれました。
Aさんは、トリオバンドが続いているのに驚いてました。

人前での管楽器演奏が飯より好き?なAさんは「うち(のバンド)はこの先もどんどん進化していきますよ」と自信満々です。自分の好きな世界にどっぷりの幸せなAさん、ちっとも変わっていませんでした。

2009年12月11日金曜日

エド・サリバンショー

アメリカのテレビ草創期からの長寿番組だったエド・サリバンショーのアレンジDVDが、リサイクル店に出ていました。
ビーチボーイズ、ビートルズ、プレスリーをはじめ、ロックの歴史をたどるシリーズになっています。
すぐにも見たい内容です。10本以上あります。1万円では足りません。(沈)
でも考えました。
DVDが出ているものは、ほとんどインターネットで見ることができるからです。
バンド練習の中で名前が出てきたパワフル・アーチストたちも、みなウェブ上でその演奏を聴いてきました。
ここは我慢してお財布を守ろう・・・・
そういえば過去にも。
ジョニー・キャッシュのTV番組のハイライトを特集したDVDが一昨年ごろにでましたが、出演ゲストたちの多彩さ、大物アーチスト目白押しの内容にエキサイト、音楽ショップを回って探しました。いざ見つけた時に、それまでの決意はどこへやら。その時も、お財布を守ろう・・・に。

インターネットを通じて情報は、まるで水が低いところに勢いよく流れるように、Web環境さえあれば、どんな僻地にも届く時代です。海賊版は違法ですが、両刃の剣かも。エド・サリバンショーのDVDが入手できないところでも、インターネットで見ることができます。ビジネスの取り決めを超えて、広く人類文化の共有を可能にする手立てが普及しつつある今は、何か思考の転換期にさしかかっているのでしょうか。

2009年12月7日月曜日

え?ビーチボーイズが好き?

クリスマスコンサートがいよいよ近づいてきました。
練習は土曜日の午後。KB参加は3時~8時にしてもらいました。
それだと、30曲余りの全曲を消化できるからです。とはいえ、1曲平均1-2回の練習で約3時間余り。

11月に入ってきたサイドギターさんは、いつもエレアコとギブソンのレスポールを持ってきます。
短い休憩時間には、サイドさんのところに行って、彼の高級ギターを触らせていただきました。
本当に、レスポールっていい音だぁ・・・(うちのバンドのサイドさんもレスポールです)
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サイドさんと2台のギターで遊んでみました。
「ジョニー・ギター」を。2台のギターでの合奏(小生稚拙ですが)はいい感じです。
スプートニクのコンサートに行ったことがあるそうで、話しているととても音楽がお好きなことが伝わってきます。
私がCCRのコットン・フィールズを弾くと、サイドさんはCCRを良く知っていて、
さらにビーチボーイズのバージョンが好きだとおっしゃいました。
え?

おお・・・
世の中広いようでせまい・・・
その後、「霧のカレリア」、「十番街の殺人」などなど、思いつくさわりを弾きまくりました。
サイドさんは、どのくらいビーチボーイズにはまっておられるでしょうか・・・(ちょっと気になる)
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クリスマスコンサートの練習:
少しずつ良くなってきました。出だしやエンディングはまだいまいちですが、なんとか楽譜通りに音を出せるようになってきたからです。
今まで習ったことがみんな本当だな~と胸のうちでうなづいています。
だって。本当にみんな音をだしたがる・・・
のってくると、それがさらに激しくなります。
オカズだけのはずが、サックスさんもバンマスさんのバイブも、全編それぞれメロディーを弾いて、鳴りっぱなしです。
ボーカルさんと、サックスさん、バイブさんの3重唱です。
でもボーカルさんは気にならないようです・・・(みんな自分の世界に入っているからね)
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バンマスさんはご高齢です。今までお会いしたバンドの先輩の中でも一番先輩のほうです。
音がずれたり違っていても、誰も人生の先輩に向かって、ご意見する人はいません。
尊敬のこもった、優しい心遣いです。

ご高齢といえば、さらに上を行く方を思い出しました。

数年前に場所取りに行った公民館で出会った、85歳の男性エレキギター奏者です。
市報に掲載したサークルの団員募集で集まった人たちのひとりでした。
まったくマイペースの雰囲気です。高級スーツとしゃれたネクタイに身をつつみ、真空管アンプで、
ゆっくりした曲を熟練したギターで奏でていました。

昔は晴れやかなステージを踏んだそうで、信頼するピアノの女性は今介護施設。
ご自分も数度の胃がんの手術を経て、通院中だそうです。それでも音楽をやめられず、
こうして、今もバンドで演奏する機会を求めてあちこち行かれているそうでした。
今、どうしておられるでしょうか。
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音楽はどこまでも・・・楽しむ、ものなのですね。