2010年1月26日火曜日

心震わす歌たち:続映画の中の音楽:ヤング・アット・ハート

先週は、またも映画漬けの週末でした。
相変わらず、音楽にまつわる映画を手当たりしだい借りております。(返却の度についまた借りる…)

見切れなくてひとつ残ったDVD。今日の午前中が返却期限でした。タイトルに目をやると、見ないと後悔しそう・・・に思えました。時間までに返せるかしら・・・と迷いつつ、やはり見てしまいました。

「ヤング・アット・ハート」(ワイルド・アット・ハートなら昔見ましたが・・・)

タイトルはニュー・イングランド在住の元気な高齢者コーラスYoung @ Heart Chorus のグループ名でした。(同コーラスは、2010年3月に日本公演予定。チケット7000~8000円代。う~ん、考え中)

平均年齢80歳という、施設や自宅から練習にやってくる、歌心見事としか言いようのない老人たち24名のコーラスグループです(日本公演には73~89歳の総勢32名)。映画は彼らの本番までの7週間を追ったドキュメンタリーでした。

驚きの連続
団員よりずっと年の若い音楽ディレクターは、老人たちにつぎつぎに新しい曲をオファーし、きびしい練習を通して、曲を仕上げていきます。しかも、難しく速いリズムのロック、パンクやR&Bの曲などを、老人たちは暗譜して行きます
本番1週間前に相次いでメンバーが2人亡くなります。
日本なら、喪に服すべく、即座に公演中止でしょう。でも、彼らは亡くなった仲間のためにこそ歌うべきだ、とそれぞれに辛い悲しみを超えて練習を続け、本番舞台で絶唱します。


動きや表情に乏しく、少々ピッチが狂い、リズムがずれてる?
いや、曲の新しい解釈でしょう。
だって伝わってくるパワーが並外れています。
これは一体なんでしょう?

観客たちは、彼らの歌のリズムに合わせて身体をゆすり(子供たちは席を離れて踊り狂い)、笑い、泣き、唱和し、拍手します。
圧巻は、数日前に亡くなった2人の仲間に捧げるように、Fix Youを歌った男性。死線を乗り越えて病院から生還、明日をも知れない命を自覚し、携帯酸素ボンベを片手に下げて登場し、椅子に腰掛けてゆっくり歌います。会場は一転、静まり返り、スポットライトの中、彼だけが浮き上がります。

久しぶりに心をわしづかみされました。

彼らが歌った歌の数々・・・
時間切れで全部メモできませんでしたが、よく知っている曲も初めての曲も
どれも耳深く残る曲ばかりでした。
じっくり聞き、口ずさんでみたい、そんな曲ばかりです。
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(順不同)
1. Yes We Can Can
2. Who Cares
3. Aba-Daba Honeymoon
4. Put That Hoedown
5. Every Breath You Take
6. Riders In The Sky
7. Asleep In The Deep
8. Purple Haze
9. Just Because
10. Golden Years
11. Jessica's Smile
12. All The Earth Proclaim The Lord
13. Life During Wartime
14. Stephen's Triumph
15. Road To Nowhere
16. Spiritual Bliss
17. Forever Young
18. Read All About It
19. Somebody To Love
20. Shout
21. Dancing In The Dark
22. Happy Birthday (written by P.Hill & M.Hill)
23. Staying Alive
24. She's Not There
25. Rockin' Billy
26. Crimson Joy
27. Coniston Water
28. Nothing Compares 2 U
29. Summer Sky
30. Close Range
31. New England Horizons

2010年1月21日木曜日

映画の中のCCRとBB

ビデオの旧作2泊3日90円均一キャンペーンに惹かれて、また見切れないほど借りてしまいました。以前見切れずに返した「Block Party」も再び借りました。

映画の中で流れる好きな曲って、魅力的です。

◆「Mr. Woodcock」はあきれるほど罵詈雑言が出てきて、途中でギブアップしたくなりましたが、主人公の敵役のビリー・ボブ・ソーントン(アンジェリーナ・ジョリーの最初の夫)があまりにキャラにはまり役で、つい終わりまで見てしまいました。ハッピーエンドの落ちへと進むかという場面で、CCRの曲「Bad Moon Rising」が流れ、一気に主人公の心を奈落に落とすブラックなエンディング。
こういう使い方ですか・・・。曲まで笑い倒されているような・・・。

◆「50回目のファーストキス」では、ドリュー・バリモアがBBの「Wouldn't It Be Nice」を歌う場面がいいです。巻き戻し、また巻き戻し・・・いい曲です。

◆ついに「Block Party」を見ました。
全編ラップ。カニエ・ウェスト強烈でした。Oh,フージーズ!
デーブ・シャペルのトークは、準備段階から本番まで、人を笑わせひきつける魅力いっぱい。ローリン・ヒルの「Killing Me Softly」もよかった~。彼女の幼い子供がバンドの後ろでおばあちゃんに抱かれて聞いていて、いかにもブロック・パーティの雰囲気です。
これひとつを見ただけでも、たっぷりの満腹感だったでしょう。

ほかに、「The Man Of The Year」、「Annie Leibovitz」、「Orlando」、「Step Up」など。ボーナス映像はスキップ。
は~、2泊3日(今回は実質1日)で全部見るのは大変。なにか英語耳になった気が…します

2010年1月14日木曜日

KB用アンプシステム

KB用アンプがわりにベースアンプを使っています。
バンド参加以来、ずっとです。
KBアンプは、ステージ用となると重いです。
重いアンプに大型KB・・・
Gigのたびに、KBやアンプの運搬に、仲間の手を煩わせなくてはなりませんでした。
バンド練習でも同じ事。(自宅ならヘッドフォンですみますが)
悩みは消えません。
なんとかKB演奏グッズを、すばやく運んで、スマートにセッティングできないかしら・・・
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一昨日、市内ハードオフで小さなパワーアンプに遭遇。
ローランド製SAR-50(2003年発売)。出力50W+50W(4Ω)。
接続端子はライン入力2組、マイク入力、出力はラインアウト1組、、ステレオスピーカー端子、Phone端子が付いています。非常に小さく、218x283x44mm。
重さ4.2KG。

翌日も頭から離れず、ついに購入。
これで、軽量のKB用アンプシステムを作ることにしました。
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◆今までの機材の重さ:32KG
バンドから借用中のGB30(ローランド製ギターアンプ)は重さ15KG。
カシオKB、WK1700は重さ10KG超。KBスタンド3KG、
KB用ミキサー、電源コードやケーブル類3.6KG、みんなあわせると、32KG近くです。
◆新システムの重さ:約13KG
ヤマハのミニ鍵盤KB、4KG。スタンド、3KG, パワーアンプ4.2KG。スピーカ、1個2.1KG(Boseの101mm)です。(ジュラルミン容器とケーブルを入れても15KG以内!)

これから楽になります。

2010年1月12日火曜日

ミニ鍵盤のプリセットリズム

練習が楽しくなるミニ鍵盤です♪

このシンセのプリセットリズムは、発売された1988年ころに流行したダンスリズムをよく反映しているようです。凝ったリズムがいくつもあります。
ロックも3種類。自動伴奏機能を使うと、それぞれ、ベース主導、コード主導、ドラム主導のリズムメーキングが読み取れます。
それぞれに合う曲といえば、例えば、
ロック1は、Sunny、ロック2はThe Locomotion、ロック3なら、さらばシベリア鉄道、という感じでしょうか。

◆耳コピ楽譜!
市販の楽譜が物足りなく感じるときがあります。
音源から聞こえる音をすべて網羅しているわけではないので、当たり前なのですが。
そんな時いつも、すごいな~と思うのが耳コピ楽譜です。
所属バンドで頂く楽譜はほとんどが オリジナルのミミコピです。どこにも売っていません。オカズ、ドラム、ベースも入って1ページにまとめた、優れものの楽譜です。(音符が小さい…)
すべて、天才バンドマスターの手仕事です。
この緻密に聞き取れる聴力は、音楽への情熱の賜物。
楽譜を見るたびに、繰り返し、驚嘆します。

2010年1月10日日曜日

PSS-680 その2

ミニ鍵盤は、今ではすっかり子供用鍵盤扱いですが、その昔、ヤマハがポータサウンドのシリーズを出していたころは、プロもこの鍵盤を使用したそうです。

ミニ鍵盤のサイズを測定、白鍵の長さX幅=8cmX1.9cm(ピアノ:15cmx2.2cm)です。1オクターブが15.2cm(ピアノ:17.6cm)です。
1オクターブ、楽に届きますが、コードによっては、鍵盤の長さが短くて、大変抑えにくい時があります。

伴奏機能:
コード音は各1種類で、どの転回型でもおなじ音で出てきます。
そのため、コードのウォーキングラインをうまく表すことができません。
20年以上も前のモデルですから、仕方ありませんね。
比較しますと、
カシオのシンセKB、WK-1700では、バッキングの厚みを好みで作り出すことが出来ます。リズム、ベース、サイドギター、KB、ラテンパーカッションなどのセクションが分かれていて、ボタンで選択できるのです。バッキングパターンはプリセットですが、カスタマイズできます。

カシオのほうが、ずっと複雑な伴奏ができるのですが、なにぶんが大きくて重いものですから、ついセッティングが簡単なPSS-680のほうを出してしまいます。
音色もカシオの500以上に比べて100種類ですから、簡単に選べます。
実際、練習では決まった少数のリズム、音色しか使いませんでした。
そんなわけで、なんとなくKB練習は続いています。
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バンドが5年前にやっていた曲を引っ張り出し、復習を始める事にしました。
今日の練習曲:
悲しき街角、The Locomotion, Sunnyなど。
昔は初見で弾けなかったメロディーライン、フラット三つまでなら何とか。 
しかし、ミニ鍵盤はちいさい・・・

2010年1月4日月曜日

ちいさなキーボード

新年早々、変わったKBをゲットしました。

1988年モデルのシンセサイザー、PSS-680です。

ヤマハのポータサウンドシリーズの中でもユニークなミニ鍵盤61鍵のシンセで、パーカッションパッドがついています。すでに生産停止したこのシリーズの中でも、本格的デザイン(?)のなかなか魅力的なデザインのシンセです。
楽々、一オクターブに指が届きます。(嬉しい)

演奏の合間に簡単なドラム叩きが可能。
といっても、パーカッションパッドはとても小さくて、指の先でちょんちょん叩く必要があります。
海外のサイトを見ると、結構今でも愛用者が多いらしいです。
・・・う~む、彼ら太い指でやっぱりパーカッションパッドをチョンチョンやってるのでしょうか・・・。