2012年4月29日日曜日

フィドルの拡声装置:安くあげるには…

独り言です…

カントリーバンドの練習。
フィドルは今日も生音だけで参加しました。
自前のダイナミックマイクを使った拡声機材を試しましたが今回もイマイチでした。

フィドル用マイクは普通、高音域に強いコンデンサーマイクです。
ファントム電源も必要になるので、マイクアンプも欲しい…
(練習場のスタジオにあるミキサーは、ファントム電源が一括供給なので、ほかのダイナミックボーカルマイクにまで通電してしまいます。コンデンサーマイクを一本だけ使うことができません。なんたるスペック!)

とはいえ。
なんとか趣味の出費を抑えようと…家に眠っている器材の利用案を、まだ諦めずに、こねくり回しております。

◆今日のジタバタ苦肉の策:
フィドル用マイク⇒ベーリンガーのミニミキサー(マイク用プレアンプ付き)⇒
Zoomのボリュームコントローラ⇒スタジオのミキサー(接続順です)
しかし、スピーカに出てくる音は、期待したより小さく、ゲインを上げても、出てくるのは細くてショボい音です。(…)

◆次回のジタバタ苦肉の策:

ミキサーよさらば。
KBアンプから音を出してみる。

バイオリニストの葉加瀬太郎さんは、拡声装置の必要なステージでは、バイオリン専用アンプから音を出しておられるとの情報をゲット。
すると。
フィドルのマイクをなにも、ボーカルマイクに並べてミキサーに接続しなくても、空いているアンプを使う手もあるわけです。
最適のアンプはいずこに。色々調べてみると、音域や音質から言って、

KBアンプ>ベースアンプ>アコギ用アンプ

の順で、まずはKBアンプが最適とのこと。これは使えそうです。
というわけで、次回はこれ。
バイオリン用のコンデンサーマイクも試してみよう…(お財布の紐が緩む…)
どれほど音に違いがでるかぜひ聴きたいものです。(^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)

その前に、スタジオのアンプ機材をチェックしなくちゃ…(゚д゚)(。_。)

などと考えているうちに眠くなってまいりました…(u_u)。。。zzzZZ


2012年4月19日木曜日

フィドル教室:数10年前にタイムトリップ?

フィドルを初めて習いに行きました。インターネットで見つけたお教室です。
月1回の講座ですが、カリキュラムはなく、当日先生がくださる楽譜を中心に、様々なことを習います。和気あいあいのコミュニティーは暖かい雰囲気で、気持ちよくフィドルに浸ることができます。
なによりも、練習場所がユニーク。都心の古いビルの中にある元レストラン。雰囲気は昭和です。そこに昭和生まれが集まり、フィドルに酔いしれる様、そして
いっぺんに10数個のフィドルが音を出す様は、壮観…

先生のフィドルが伴奏やカウンターメロディーを奏で、上手な人がアドリブやオカズをいれ、そこになぜかチェロも加わり、ギターもリズムで支えてくれます。いつのまに、フィドルから持ち替えたのでしょう・・・・?
----------------------------------------------------------

バンドのバッキングというよりは、メロディー中心の練習でした。
でも、複数のフィドルをパートに分けて、ハモる練習には心躍りました。
こうなると、リズムのカッティングを入れたくなってきます(新人なのでじっとガマン)。

同じフィドル好きが集まるって、こんなに素敵だって、想像していませんでした。
フィドルたちが純正律のハモリを奏でるのです。
ハモったときの気持ちよさ - 水泳の北島選手じゃありませんが…「きもちいい~!」

次回が楽しみです。

2012年4月14日土曜日

音の不思議:リバーブのかかったベース音

定期コンサートの音響サポートに行ってきました。楽器のことを書く前に、レポートを少々。
もう10回目、前夜手際良く仕込みを終了。今朝は9時からリハ。各バンドさんの調整も順調でした。
本番になると、バンド演奏に加え、今年はハワイアンダンスの出演者も若年化して、若いお母さん達から幼稚園児たちも出演。会場を沸かせました。
さらに、カントリーバンドさんの演奏では、カントリーダンス教室の先生や生徒さんたちが、はるばるいらして演奏に花を添えて下さいました。
年々エンタメレベルが向上しているのには、非常に感心しました。主催者側の人脈が広がっているのがわかります。
----------------------------------------------------------------
リバーブのかかったベース音:
電気楽器の音はアンプによって結構な違いがあります。ベースの音ではやはりウッドベース生音が一番好きですが、効果的なエフェクトをかけたベース音もおもしろいと思います。
この日リハで一番気になったのが、某バンドさんのエレキベースにかかったリバーブでした(使うと指運びが楽?)。客席で聴くと、もやっとして歯切れが悪く、他の楽器の音と噛み合わないまま重低音で足元に響いてきます。ボーカルマイク担当の音響サイドからは、ハウリングの元にならない限り、守備範囲外です。
お客さんが客席を埋め、本番が始まるとどう聞こえるのでしょう。
確かめてみようと本番中、音響担当交代で、客席に聴きに行きました。
意外でした。客席最後部ではモヤモヤがほぼ消えて、バランス良く聞こえました。客席中間部の両サイドから聴くと、モヤモヤは若干弱くなって聞こえました。そして、ホール外の通路で聞くと、ベースの重低音ばかりが聞こえます。(ホワ~イ?)
-----------------------------------------------------------------
余談:
ベースといえば、むかし、パリでの週末。忘れられない熱いジャズナイトを過ごしたことがあります。ジャズにはやはりウッドベースです。
パリに数多ある音楽カフェ。アコースティック楽器を持ち寄り集まった多国籍の音楽好きたちが時に軽快に、時に濃厚な演奏を深夜まで聴かせてくれました。たったグラスいっぱいのワインで、たっぷり音楽に酔いしれることができるのです。
なぜジャズの本場でないパリで、こんなに本格的なジャズを聞けるのだろう・・・?
当時はそう思いました。
フィドルを契機に、(Youtubeで)ステファン・グラッペリとジャンゴ・ラインハルトに出会い、なるほど・・・と思いました。

2012年4月9日月曜日

先生はタコ焼屋:アカペラ合唱団、芋洗いのマイクデビュー

先週の練習では、いよいよアカペラに、初めてのマイク使用。
-------------------------------------------------------------
再現:
◆先生はタコ焼き屋:
「ハウリング起きたらこの赤いレバーをおろすのね…」
先生はこの日が、ミキサー卓オペデビュー。

私たちから見ると先生は、卓にかがみこんでタコ焼きを焼く職人さんそっくり。
のんきに笑い転げる私たちに目もくれず、操作ボタンを覚えるのに必死です。

◆せまい音楽室①
駅前高層ビル内コミセンの音楽室①は、14-16畳くらい。器材付きで6室ある中で最大とはいえ、ミキサー、ドラムスセット、ピアノ、KB、転がし、ギターアンプ、KBアンプ、ベースアンプ、ボーカルアンプ、サイドスピーカなどが部屋の半分を占めていました。残るは7-8畳位のスペース。そこに11名。もうきつきつです。

小さなスペースで、ひしめき合って歌いましたー(;^▼^)/
スピーカはすぐ目の前…ハウリングの恐怖に震えながら…

◆つかれた~:
合唱が妙に騒々しく聞こえる・・・
練習も一時間を過ぎると、みんな疲れてきました。マイクを持って歌うのは、カラオケほど気持ちよくありませんでした。気持ち良いハーモニーを作れなかったからでしょうか?

◆音量バランス?:
歌っている間も先生は、「みんなの音量バランス」をとるのに苦労されていました。
新曲はまだしっかり音程がとれていません。自信のない音程部分ではみんな口パクまたは小声になりがちです。今「みんなの音量バランス」をとっても徒労です。
先生もそれに気づかれて、「歌ってない人がいる~!」と嘆息しきり。
--------------------------------------------------------------
雑記:
◆場所の選択を考え直す?:マイクを使うなら、ホールのステージを借りて練習しては?
◆機材の不具合:ミキサーは、8チャンネルのうち、一本が鈍感になっていました。何度かハウリングを起こして傷んだのでしょうか?
予算不足のため、器材提供側は特にメンテは行なっていません。報告すれば昔は修理に出してくれましたが、今は、まだ使えるチャンネルがある間は使用可能、という考え方です。
困りました。チャンネルは11本必要です。小さいミキサー持参して元ミキサーにつなぐ、という手はあります・・・。でも。マイクやケーブル、さらにミキサーとそれ用のケーブル、となると運ぶ荷物が重くなります。駐車場は遠くて不便な上に高料金・・・うむむ(悩)

☆彡マイクを借りられないの?☆彡
借りられます。でも、この公共施設では有料貸出マイクセットは2本までの規則(マイクスタンドも各音楽室に2本しかありません)。余分は持参しなくてはなりません。そこで、全員がマイクに慣れよう、とマイマイクをそろえることになりました。

この音楽室では、むしろ、ロックやカントリーの練習をしたいもんです。

---------------------------------------------------------------
ハモらないアカペラ≠アカペラ