◆新しい衣装:
毎舞台、一番悩むのが衣装。
曲のジャンルや演出により、さまざまなアイデアが出ますが、企画倒れでした。ところが、今回ジャズミサが歌いたくて新メンバーになられた方がマルチタレント。彼女のけん引力で、さらに仲間2人が協力して、デザインから縫製まで仕上げて下さいました。写真はコンサート第I部で着るその衣装です。早速衣装合わせ。
メンバーの体型はさまざま。そのため、デザインは二転三転し、この無難な形に。
布地はいつものように、日暮里の布地問屋街で仕入れました。光沢素材、色は5色で、パートごとに色を決めました。
アルト3(最低音部)は舞台上手でマリンブルー。下手のソプラノさんはエレガントな紫色。美しいグラデーションが生えるように並ぶことでステージを彩ります。
◆ヘアースタイル:
舞台用ヘアスタイルは、これまで各自の好みでOKでした。今回は先生の指示で、肩まで垂らすことはNG、耳と首を出すすっきりヘアーに。これは、ジャズミサを強く意識した指示です。
ロングヘアはアップかポニーテールです。さて、どうしましょう・・・。
急いでエクステを買ってきて自分のヘアスタイルを金曜の練習までに創らねばなりません。
◆II部で着る衣装:
ジャズミサ用の衣装は、ユニフォームの黒いロングドレス。今回は黒いジョーゼットをドレスの下に来て、ドレスの上からシルバービーズの大きな襟飾りをつけます。
そろいの黒い楽譜ホルダーにジャズミサの楽譜をはさんで舞台に並びます。
暗譜でなく、楽譜を見て歌う曲は初めてのことです。
理由は、ジャズミサが13~4分、と非常に長い曲であること、ラテン語の暗記にみんなが苦労したことなどです。失敗を案じた先生が特別に許してくださったのです。
ピアノ伴奏が入るのも初めてのことです。
ジャズミサのジャズ・フィーリングを出すためです。メンバーはほとんどが音大出身者でピアノの先生ばかり。ジャズ好きの仲間が自分でアレンジした伴奏を入れています。
今日の練習では、入場退場、ステージ上での位置交代、アクションの演出などを交えて、ゲネプロを繰り返しました。
練習は残すところあと一回。本番当日は早朝からリハです。
先生の到着後、照明調整、ゲネプロを行う予定です。
ジャズミサを目当てに来てくださるお客さんが多いはず。
コンサート後のコメントを楽しみに、残りの時間で最高のステージに仕上げます。(♪)